遺言書文例:不動産を売却して代金を分配する場合

遺言書文例:不動産を売却して代金を分配する場合

遺言書

私、遺言者〇〇〇〇は次通り遺言する。

第1条 遺言者の所有する下記不動産を売却し、その売却代金から遺言者の一切の債務を弁済し、かつ、遺言の執行に関する費用を控除した残金を、次のとおり相続させる。

妻〇〇〇〇(昭和〇年〇月○日生)  6分の3

長男〇〇〇〇(昭和〇年〇月○日生) 6分の1

長女〇〇〇〇(昭和〇年〇月○日生) 6分の1

1 土地
 所  在  渋川市○町○丁目
 地  番  ○番○
 地  目  宅  地
 地  積  ○○・○○㎡

2 建物
 所  在  渋川市○町○丁目 ○番地○
 家屋番号  ○番○
 種  類  居  宅
 構  造  木造スレート葺2階建
 床 面 積    1階 ○○・○○㎡
 2階 ○○・○○㎡

第2条 

1.遺言者はこの遺言の執行者として下記の者を指定する。

群馬県渋川市金井○○番地
司法書士  ○○○○
昭和〇〇年〇月〇日生

2.遺言執行者は、この遺言を執行するに際し、換価のための不動産処分、登記手続き、債務の調査及び弁済、預貯金等の名義変更、解約、払戻請求等その他この遺言の執行に必要な一切の行為を単独で行う権限を有する

平成○○年○○月○○日

群馬県渋川市〇〇〇〇町○○○○番地

遺言者 ○○○○  印

不動産を第三者に売却し、その代金を遺言者の債務の支払に充て、残金を相続人達に分配する内容の遺言書の文例です。

換価処分、清算、分配を共同相続人全員で行うことは難しいかもしれませんので、遺言執行者を指定しておいた方が良いでしょう。

換価処分や債務の調査なども遺言執行者の権限である旨を念のため明記しておきましょう。

 

相談は無料で行っております

当事務所では、無料相談を行ったうえで納得された方のみご依頼いただきますのでご安心ください。

まずは相談だけしたい、質問がしたい、とりあえず見積りがほしい、などもOKです。

お気軽にお問い合わせください。

 

無料電話相談:月~土(午前9時~午後8時)

無料電話相談☎0279518541

 

 

遺言書文例集へ戻る