遺産整理業務とは
遺産整理業務と聞いて皆様はどのようなことを想像しますか?
ある人が亡くなってその住居に家具や電化製品、着物や洋服など個人ではとても処分しきれない動産を残していった場合に整理して廃棄処分する業務でしょうか?
最近は清掃業者さんなどでそのような業務を手掛けているのをインターネットなどで見かけるようになりました。
しかし、司法書士が行う遺産整理業務と言いますと内容が少々異なります。
簡単に言いますと、複雑多岐に亘る相続手続を、専門家がまとめて請け負うことをいいます。
通常相続人が行うことになる、戸籍の収集や不動産の名義変更をはじめ、預貯金や自動車、年金、保険などにいたるまで、相続に関する手続きを司法書士が相続人に代わりに、まとめて請け負うことをいいます。
平成14年の司法書士法改正の際、司法書士方施行規則で司法書士は、「当事者その他関係人の依頼により管財人、管理人その他これらに類する地位に就き、他人の財産の管理若しくは処分を行う業務」(一部抜粋)をすると定められました。法令等でこのような業務が明文化されているのは、弁護士と司法書士だけと聞き及んでおります。
相続まるごとお任せプラン(遺産整理業務)はこのような方におススメです! |
・平日に役所や金融機関へ行けない方
・面倒だからまとめてお願いしたい方
・相続人が遠くに住んでる方
・相続人の数が多い方
遺産整理業務の流れ
1.事前のご相談(相談無料)
2.遺産整理業務に関する委任契約の締結
3.相続人の調査、相続関係図の作成
4.相続財産調査
5.財産目録の作成
6.遺産分割協議書の作成
7.遺産分割手続(不動産の名義変更、預貯金の解約・払出手続等)の実施
8.相続税の申告(相続税が申告な場合は税理士をご紹介)
9.費用の精算、業務完了のご報告
費用等
同じような遺産整理業務を行っている信託銀行と比較してください。
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最低報酬 25万~ 100万~
遺産分割協議書の作成 司法書士手数料込み 司法書士手数料別途
不動産の名義変更 司法書士手数料込み 司法書士手数料別途
遺産整理業務報酬表
相談無料
承継財産の価格 報酬額
500万円以下 25万円+消費税
500万円を超え5000万円以下 (価額の1.2%+19万円)+消費税
5000万円を超え1億円以下 (価額の1.0%+29万円)+消費税
1億円を超え3億円以下 (価額の0.7%+59万円)+消費税
3億円以上 (価額の0.4%+149万円)+消費税
- 事案の難易度により、ご相談の上手数料を加重または減額することがあります。
-
その他の諸費用
遺産整理業務に必要な実費はご依頼者様のご負担となります。
- 金融機関の残高証明書、戸籍謄本、不動産登記事項証明書、固定資産評価証明書等の各種
- 不動産の名義変更の際の登録免許税
不動産の固定資産税評価額の0.4%(1,000万円の不動産の場合4万円) - 弁護士、税理士等の各専門家に依頼した場合の手数料
- 相続税等の税金